漢方の「なかがわ漢方堂薬局」は、滋賀県大津市にて東洋医学の専門知識を生かし個人個人の体質を見極め、適格な漢方処方薬(せんじ薬、丸薬、散薬、顆粒剤)を販売致しております。
また科学的根拠に基づいた現代社会の食生活の足りない所を補う代替医療に関わる健康食品も扱っております。
さらにアトピー性皮膚炎、日光過敏症等の方にも対応出来る、ACS処方に基づいたアクセーヌ化粧品も扱っており、これには専門的知識を身につけた女性薬剤師がご相談に応じております。
なかがわ漢方堂薬局 中川義雄
梅の花が咲き誇るこの季節は寒暖差が大きく、冷えと湿気に関わるしびれや痛みの疾患が発生します。
冷えだけなら冬の方が発生率は高いのですが、如何せんこの時期は雨が多く“冷えと湿邪”が一緒になって身体を侵襲します。
冬は運動不足になり筋力が低下しており加えてこの時期は“冷えと湿邪”が相俟って腰痛を発生します。特に、フレイル(加齢により心身が衰える事)によるところの腰痛が社会問題にさえなっております。
漢方医学ではこれらの原因を解消して腰痛を治療します。この治療を漢方医学では本治(単に鎮痛剤で痛みを抑えるのでは無く原因を解消して、つまり体質を改善して痛みを出にくくする)と言います。
①当帰、芍薬、川芎、地黄 … 血行不良を改善します。
②人参、茯苓、甘草、生姜 … 消化吸収と水の代謝を高めてその結果、血液や筋肉を充実します。
③独活、細辛、桂皮、等 … 直接、痛み、痺れ(しびれ)を和らげる。
④桑寄生、杜仲、牛膝 … 筋肉と骨を強くします。
①、②、③で寒暖差による冷えと湿邪を解消し痛み、痺れをとり、④で筋力と骨を丈夫にして総合的に腰痛を改善します。
壮年期は勿論、プレフレイル、フレイル、どの状況においても腰痛を改善出来ます。
平成4年から、医療従事者を対象に、毎月第3土曜日午後に漢方の勉強会を続けています。
今年は「中医学の基礎」を中心に勉強しています。
毎年4月には新しい方も加われておりますし、途中からの参加でも構いません。
お気軽にお問い合わせ下さい。受講料は1回2000円です。